故・ダイアナ妃(Diana, Princess of Wales, 1961年7月1日~1997年8月31日)

故・ダイアナ妃は、生まれながらのエレガンスをまとい、私たちにとって憧れの女性であり、また永遠のファッションアイコンでもありました。

ダイアナのスタイルは、結婚前は典型的なスローニースタイルで、また保守的な服を選ぶことが多く、襟元にフリルを多くあしらったブラウスやタートルネックセーター、足元にはローヒールパンプスなどが定番でした。

そして、1981年の結婚式で着たドレスは、ウェールズ出身のデザイナー、エマニュエルによるもので、80年代の好景気に裏打ちされた豪華なレース遣いと大きなパフスリーヴが特徴。

彼女の「メレンゲ・ドレス」は、その後、ウェディングドレスのトレンドになりました。

公務では、イギリスのデザイナーに配慮し、イギリスブランドのものを着こなしました。

彼女が好んで着たものは、主に「パワードレス」と呼ばれる、肩パットがしっかり入った、かっちりしたスーツです。

しかし、離婚を契機に彼女のファッションは柵から解放され、ヴェルサーチやシャネル、ウンガロといった外国人デザイナーの洋服も着こなすようになります。

ディオールの「レディ・ディオール」というバッグが、故ダイアナ妃に因んで名付けられたことは大変有名です。

1997年に、わずか36歳という若さで他界してしまいましたが、その美貌とエレガンス、また彼女が確立したスタイルは、ファッション史にも大きく刻まれています。

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