ステラ・マッカートニー(Stella McCartney, 1971年9月13日~)

イギリスの若手女性デザイナーの中では最も世界的な活躍をしているステラ・マッカートニー。

彼女はまだ20代の若さで、フランスのクチュールブランド「クロエ」のチーフデザイナーに、あのカール・ラガーフェルド(現シャネルのデザイナー)の後任として就いたサラブレットです。

ステラは父にビートルズのポール・マッカートニーを持ち、ロンドンで生まれ育ちました。

13歳の頃からファッションデザインに興味を持ち始めたといい、本格的にファッションを学ぶために、名門セント・マーティンズで学びました。

そしてその傍らで、サヴィル・ローにて修行を積みます。

父の名前とは関係ないところで成功したい、という一途な思いでファッションの道を突き進み、今では「デザイナー、ステラ・マッカートニー」という地位を見事に築き上げました。

そのデザインには、動物愛護の観点からリアルレザーやファーは全く使われておらず、布を自由自在に操り、最高のドレスを仕立てていきます。

彼女は女性にはスポーツアイテムも大切であり、また女性のファッションでは下着が最も重要であるという意見を持つことから、2004年にはアディダスと組んでスポーツラインを手掛け、2007年にはランジェリー部門を開始しました。

2012年のロンドン五輪ではアディダスの一員として選手のユニフォームを担当することになっており、これからも更なる活躍が期待されます。

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